サブリース契約(家賃保証)の危険性をまとめました。
● サブリースは、業者側が儲かる仕組みになっていることが多いようです。
注意が必要な業者の例をご紹介します。
※ すべてのサブリース業者が当てはまる訳ではありません。
新築アパートの場合
・建築会社が新築アパートを建てて売ることが目的
・賃貸経営の知識がある大家さんに売るのは難しい
・賃貸経営の知識の無い人にサブリースで契約を取る作戦に
・家賃保証、30年契約など都合の良い説明だけをする
・保証額の見直しなど都合の悪い点は契約書に記載し説明しない
・建設会社は新築アパートを販売した時点で利益が確定
・買主は建設費の知識が無いので利益を上乗せしても分からない
・新築時は入居率が高いので建設会社はサブリースでも利益を得られる
・経年劣化で空室が出てくると家賃保証額の減額、大家負担でのリフォームを要求
・大家側がクレームを上げると建設会社は契約書に記載があると反論
結果的に大家側が泣き寝入りのケースが多いようです。
区分マンションの場合
・不動産会社が物件の売買を成立させて仲介手数料を得ることが目的です。
・その他は新築アパートとほぼ同じです。
サブリース解約の留意事項
・サブリースで利益を得ている業者には、サブリース契約を解約させないケースがあります。
・サブリース契約は賃貸契約と同等とみなされるため、大家側から解約できないという判例も出ています。
・業者にサブリースの解約を打診した場合は下記のケースもあるようです。
- 賃料の数カ月分を要求される
- 電話に出なくなり解約ができない
サブリースの解約ができずマンションが売却ができなかったケースもあるようです