私は洋室と和室のある2DKの部屋のリフォームを検討したことがあります。 しかし和室を洋室にリノベーションするなどしないと効果がでないと判断し断念しました。 そこで和室の対策のヒントを求めて、東京ビックサイトで開催されたリフォーム産業フェアに足を運んでみました。 いくつか気になるリフォーム会社がありましたが、費用もやはりそれなりでした。 そんな中で、株式会社キツタカさんのブースが大変興味深かったのでご紹介したいと思います。 → 株式会社キツタカさん
会場内を歩いていると、ひときわ印象に残る和室を展示しているブースがありました。 和の彩を取り入れた畳・壁紙・襖・窓枠が一体となり、雅な雰囲気を醸し出していました。 洋室に変えることしか頭にありませんでしたが、畳・襖・壁紙を変えることでモダンな和室に造り替えるというやり方を知り、目を開かされる思いでした。 株式会社キツタカさんの担当の方から話を伺うと、こちらの会社ではリフォームでもリノベーションでもなく「リメイク」を提案しているとのことです。 リノベーションほどの費用はかからず、それでいて古い和室のイメージを払拭できるというのです。 一般的な洋室よりもこちらの和室の方が魅力があり、入居された方が自慢したくなる和室ではないでしょうか。 参考までに私が検討していた2DKの部屋がこちらです。 畳や襖、漆喰の壁から古さが伝わってくるため洋室にすることを検討していました。 モダン和室と比べると、その違いは一目瞭然です。 担当の方によるとモダン和室の畳はリノベーション畳といって、防水加工なので水拭きしても大丈夫だそうです。 リラクゼーション畳というグレードもあり、デザイン性が高いうえ、畳の中の竹炭シートでリラックス効果が期待できるそうです。
キッチンのシンクは使っているうちに細かいキズが目立ってきますが、キッチンユニットは簡単に交換できません。 そのような場合は磨くことでリメイクするそうです。 こちらは展示されていた半分だけリメイクされたシンクの展示です。 下半分には細かいキズがたくさんあり、私が保有している部屋の多くがこのような状態です。 それに対し上半分はステンレス特有の輝きが戻り新品のような状態となっています。 私の物件でキッチンの老朽化が目立ってきたので、蛇口を2ハンドルタイプから新品のシングルレバーに替えたことがあります。 しかし蛇口が新しくなったことで、シンクのキズがより目立つ結果となりました。 シンクの見た目がキッチン全体の雰囲気に大きく影響することを痛感しました。 ●交換前の2ハンドルの蛇口 ● 交換後のシングルレバーの蛇口 → 蛇口の輝きでシンクのキズが目立つ結果に
こちらはバスタブのリメイクの展示です。 バスタブは上から特殊な塗料を塗ることで、交換することなく低予算で新品のような見た目に変えられるそうです。 バスタブも老朽化したら交換と思っていましたが「塗る」というリメイクも発見でした。 展示されているバスタブの右側は私の物件でもよく見る古い感じの色合いです。 これに対し左側は白く明るく反射した光に清潔感があります。 部屋を探している方が普通のバスタブを見た後に、リメイクされたバスタブのある部屋を見たら、気持ちは大きく傾くのではないでしょうか。 バスタブのリメイクはコーティング塗装と呼ばれ3段階の工程だそうです。 ① ベースコート(下塗り) ② トップコート(仕上げ塗り) ③ 最後は丁寧に磨き上げる