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  FABRISTA ショールム訪問 (CHIYO)

「FABRISTA」ショールーム訪問体験談

今日はご縁あってインテリア用ファブリックショールームの「FABRISTA」さんをご訪問してきました。
FABRISTAは五反田駅にほど近い近代的なビル「東京デザインセンター」の4階にあります。

こちらではイギリス・スコットランド・オランダなどのヨーロッパブランドを中心に素敵なインテリアファブリックをお取り扱いされています。

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中に一歩足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのはショウルーム中央に展示されたbluebellgrayのシリーズ。
インパクトのある素敵な花柄に心奪われます!

花びらの一枚一枚までがハンドペインティングされたデザインとのことで、デザイナーのフィオナ・ダグラスさんの繊細なタッチが生きています。

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カタログにはフィオナさんの写真も掲載されていましたが、プライベートであると思われるファッションも素敵です。
こんな人がこのきめ細やかなお花の一つ一つを描いているのねと思うといとおしく感じられます。

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このシリーズの特徴の一つは、独特の色調です。 全体的にすこしスモーキーがかった落ち着きのある色あいで、明度と彩度に統一感が感じられるので、花柄同士を組み合わせても調和が生まれます。

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このシリーズのグレー基調の大きな花柄のカーテンに、別の柄のクッションカバーなどを合わせても、中に使われている色のトーンがそろっているので全体としてみたときに統一感があるのです。

このカーテンなら別のこの柄でクッションを作ってアクセントに、またはラグはこのカーテンの中の一色にして全体としてのまとまりを持たせたりなど、この生地シリーズを見ているだけで様々なアイデアが生まれてきそうです。

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クッションのタッセルも柄と色を合わせてあったりなど、フィオナさんの色彩に対するこだわりを感じます。



他にも、GP&J BAKERのシリーズは英国王室御用達ブランドとのことで、古代ペルーの織物や中国の王朝時代の刺繍などがモチーフになっているとのことでした。

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一枚一枚ゆっくり見せて頂きましたが、織りや刺繍やプリントなどどれをとっても一幅の絵のようで圧倒されました。
こんな生地でお気に入りの椅子を張り替えたらさぞかしエレガントなひとときがすごせる空間ができるのではと思われます。

刺繍のものなどは大変繊細でいつまで見ていても飽きません。額に入れて飾ってもインテリアとして素敵だなと思いました。



そのほかにもScalamandreのシリーズは、こちらはホワイトハウスのファブリックも手がけているブランドであるとのことで、アメリカらしい遊び心も取り入れたデザインになっています。

ホワイトハウスの写真集を見せて頂きましたが、オバマさんがくつろいでいるリビングのインテリアにも使われているとのことでした。

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歴代の米国大統領には、就任時にホワイトハウス内のファブリックを全て自分の好みに入れ替える権限があるとのことで、トレンドを抑えていながらもトライディショナルな雰囲気はホワイトハウスを格調高く彩るにふさわしい風格が感じられます。



いつまで見ていても飽きないFABRISTAさんの訪問でしたが、季節により入れ替えもあるとのことで、これからも足を運びたいと思いました。
日々の疲れてやさぐれた心を優しく癒やしてくれそうです。

私は都心のタワーマンションに訪問する機会がよくあるのですが、そういうところのロビーはだいたいとこも似たり寄ったりなので、「ホワイトハウス御用達の生地でしつらえたインテリアのロビー」などあったら差別化になるのになーなどと思ったりしました。

当日突然訪れたのにもかかわらずにこやかな笑顔で丁寧にご説明して下さったのはFABRISTAの秋山さんでした。

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秋山さんはGP&J BAKERなどの本場にも足を運ばれて展示会なども参列されているらしく、各ブランドの違いやこだわりポイントなど懇切丁寧に解説してくださいました。
芸術作品と同じように、背景や風合いの味わい方など鑑賞の仕方を解説して下さる方がいるとより一層魅力が味わえるのを実感しました。ありがとうございました。

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