古民家支援の方針

株式会社地域経済活性化支援機構による古民家活用支援取組方針と支援事例の紹介です。
古民家を立地と建物からＡ群・Ｂ群・Ｃ群に分類し、支援を実施しています。

　

● 立地（活用環境）
　- 過疎：人気観光地・主要都市から90分以上
　- 郊外：人気観光地・主要都市から90分圏内
　- 近郊：人気観光地・主要都市内に立地

● 建物（建築物の価値・魅力
　- 個別の古民家・一般的な古民家
　- 個別の古民家・文化財級の古民家
　- 集積した古民家群・伝建地区等

→ 既にA群及びB群において支援を実施が始まっています。
　　今後も事業性を確認しつつ対象地域を拡大。
　　積極的に先行事例の創出を図っていくそうです。

引用元：歴史的資源を活用した観光まちづくりタスクフォース（第５回）
　- REVICの古民家等歴史的資源の活用事例について

リノベーションの実例

既に実施されている古民家のリノベーションの実例です。

その１
　


その２
　

古民家活用支援の実例

① 宮崎県日南市
　
　

観光活性化マザーファンドおよび地域金融機関の宮崎銀行、行政(日南市)の3者による協調支援により、飫肥地区に開業する2棟の古民家宿泊施設の投資資金を提供。
　

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② 千葉県香取市

　
　

京葉銀行、佐原信用金庫と設立した、千葉・江戸優り佐原観光活性化ファンドを通じて投融資。
会社新設時に本ファンドから会社設立費用を出資し、段階的に出資、社債投資を実行。
　

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③ 神奈川県足柄下郡湯河原町

　
　

横浜キャピタル（横浜銀行子会社）等と共同で設立した、かながわ観光活性化ファンドと横浜銀行による協調投融資。
ホテル・旅館開発で標準的に採用されている所有と運営を分けるストラクチャーを構築。
　- SPCが所有する不動産を運営会社（際コーポレーション）に賃貸（事業用定借）
　- SPCの管理はAM会社のフィンテックアセットマネジメントが実施

　

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④ 福岡県柳川市

　
　

九州の地方銀行７行と設立した九州観光活性化ファンドと福岡銀行による協調投融資を実行。
人材派遣等のサポートも並行して実施。