「女性が本当に住みたいお部屋」のために(CHIYOさん)

ルームスタイリスト1級認定講座 受講体験談

ルームスタイリスト1級認定講座 受講体験談

■ルームスタイリスト1級認定講座とは

サラリーマン大家

前回受講した、ルームスタイリスト2級認定講座のアドバンストクラスである、ルームスタイリスト1級認定講座を受講してきました。

※ 2級認定講座の体験談については
 → 「ルームスタイリスト2級認定講座 体験談」

ルームスタイリスト認定講座というのは、部屋が人々の暮らしや心に与える影響を重視し、「自分の理想とする部屋」がどんなものなのかを考え、 新築・リフォーム・引っ越し・模様替えなどのお部屋のあらゆる活動に役立てるための講座です。

2級は導入編として自分の「好き」の理由を掘り下げることが主旨でしたが、1級は更にそれを進めて、具体的なカーテンやファブリックなどの選び方・インテリアのテイストを構成する要素などを学びます。

今回も講師は前回の2級と同じくルームスタイリスト・プロの稲村信子さんです。


※ ルームスタイリスト認定講座については
  → 「ルームスタイリスト認定講座」

※ 受講した1級認定講座の様子は
   (稲村さんのブログから)
  → 盛り上がった「ルームスタイリスト1級認定講座」

※ 稲村さんの紹介ページは
  → 「ルームスタイリスト・プロ紹介」

※ 稲村信子さんのブログは
  → 「リラ・美・スマイル B-Style」


■ルームスタイリスト 理論編

サラリーマン大家
今回の1級も、この理論編が大変具体的で役立ちました。
壁面を飾る際に効果的な位置などの見せ方、また壁面の素材が場所によって違うのでその注意点など、インテリアに関して経験値豊かな稲村さんならではのポイントがさまざまに紹介されていました。

私以外の受講者の方は、みなご自宅の建替えを希望されていたり、引っ越しを機に住まいを思い通りに模様替えしたいと思われていたり、リアルにお部屋をスタイリングする予定のある方たちばかりだったので、この部分かなり参考になったようです。皆さん、「建替え前にこういう情報を知っておけてよかった」とおっしゃっていました。 


■インテリアのテイストとは

サラリーマン大家
私がこの「ルームスタイリスト認定講座」に興味をもつ直接のきっかけになったのはインテリアテイストを構成する要素についての部分でした。
インテリアテイストを、ナチュラル・カジュアル・モダン・エレガント・クラシックの代表的な5つのパターンを取り上げて分析し、色・形・素材・質感などからまとめたものです。
こういう感覚的なものを論理的にまとめているところが大変興味深かったです。

この理論、「ご夫婦でインテリアのテイストが違っている場合に、どういう点で折り合いを見いだすか」に役立つのだそうです。インテリアのテイストという感覚的なものはどうしてもお互いの趣味の主張し合いになってしまいがちですが、この理論を知っていると夫婦ゲンカにならずに建設的にお互いの好みの共通しているところを見つけながら、折り合うところを見つけていけるのだという話に、なるほど!と大変納得しました。インテリアのスタイリングのアドバイスの経験豊富な稲村さんならではのエピソードだと思いました。


■「自分の理想のお部屋」ワークショップ

もう一つこの第1級の講座で特徴的なものはワークショップ。
自分の理想の暮らしをイメージし、雑誌などを見てピンときたものやイメージに近いものを切り取り、コラージュを作成します。
私はこのワークショップのために、「BEACH HOUSE~海を感じるインテリア」「パリのインテリア」というインテリアムック本を持参しました。(本は切り抜きたくないので、気になった部分を事前にカラーコピーしておきました)

サラリーマン大家

できあがったのはこちら。

サラリーマン大家

これまでの講義で「自分の実現したいインテリアのイメージ」をいろんな角度から掘り下げていたためか、いいなと思うものを本当に掘り下げて絞っていくと、海辺のビーチハウス風に今自分のあこがれがあるのだと見えてきて大変面白かったです。

これまでの私は、もともと無印のインテリアや収納用具が大好きで愛用していたのもあるのですが、どうしても無地でシンプルを極める方向にばかり行きがちでした。でも、「自分の本当に住みたいお部屋は?」と掘り下げてイメージしていくと、デニム地の居心地良さそうなソファだったり、ブルーのクジラのアートに インテリアにブルーがアクセントに使われているリビングだったり、おしゃべりしながらのんびりくつろいで、気づいたらうたた寝してたりしそうなカウチなど、なんとなくゆるーいものがちりばめられたお部屋が今の自分の理想のスタイリングなんだな、と見えてきました。
自分が頭で理屈で考えていることと、イメージを掘り下げることで浮き出てくるもののギャップが大変面白かったです。


■ワークショップから気づいたこと

私は、頭では「きちんと片付いて見えて、シンプルさを極めた明るくて白基調の色味が少ない部屋」を追求していたのに、本当の奥底ではこういう、ちょっと散らかったブランケットがお部屋の雰囲気作りの一環になっているようなカジュアルなくつろぎ感が本当の意味での理想だったんだなと思えて。なんだか、「インテリア面でのカウンセリング」を受けて本当の求めるインテリア像が見いだせたような気持ちになりました。

インテリアって自分が思っていたよりもうんと奥深く、日々の生活に直結することだから心身のコンディションにも実は大きな影響を与えるものなので、「本当に求めるもの」を知っておくという意味でも大変意義ある経験でした。

サラリーマン大家



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